不動産市況:栗原市(検証月2025年10月)

不動産売却中物件数

• アットホーム数値より

売主様の動き、雰囲気、感触

• 相続した実家の維持管理が難しく、処分をしたいというお客様からのお問い合わせが一番多いです。
• 販売活動の煩わしさや売れるかどうかわからない仲介よりも一度に全部済む買取を希望されるお客様が増えてきている傾向です。
• 売主様の声をお聞きしていると、子供達に迷惑をかけたくなく、自分たちの代で使用していない不動産を処分したいというお客様が増えてきております。

買主様の動き、雰囲気、感触

• 成約している物件は市外や県外のお客様というよりは物件の近くに住んでいる方が多い印象です。
• 土地を購入して新築住宅を建てる層よりも既存住宅を購入してリフォームする層が増えてきています。
• 問い合わせがあるエリアと問い合わせのないエリアの2極化が進んでいます。こちらは今後も継続していくと推測します。

不動産の動き、流通市場の雰囲気について

• 市場全体の在庫数が昨年同時期と比べて、52件増えています。買いたい人よりも売りたい人が増えています。状況的に競合物件が増えているということになります。
• 500～1,000万円くらいの中古住宅の売れ行きが好調です。エリアは築館、志波姫、若柳あたりが活発です。
• 遠方からの移住をご検討の方も増えてきております。定年退職した方や地元に戻ってセカンドライフを楽しみたいという要望です。

担当営業より所感、一言、今後の市場環境予測

住宅ローンの金利が少しずつ上昇傾向です。金融機関にもよりますが昨年と比べると0.3～0.7％上がっています。弊社で栗原市の物件を購入される方の6割は住宅ローンを使用するお客様です。今のところ大きく件数に影響は出ておりませんが今後も上昇が続くと、一時的に需要が下落に生じる可能性があります。売却を検討されているお客様はお早めにご相談ください。