売却事例：宮城県大崎市 S様 40代 | 成約事例一覧

ご相談内容

このたび査定サイトを通じて、現在お住まいのご自宅について「売却を検討している」とのご相談をいただきました。ご家族構成は7名で4LDKの戸建住宅にお住まいでしたが、お子様の成長に伴い、室内が手狭に感じられるようになったとのこと。今後の生活スタイルを見直すタイミングでもあり、思い切って新しい住宅への住み替えを本格的に検討されているという背景がありました。お話をお伺いすると、すでに複数の不動産会社へ査定の依頼を出しており、それぞれの提案を比較·検討しながら、どのように進めるのがご自身たちにとって最適なのか、慎重に判断していきたいというご意向をお持ちでした。「最終的にどの会社に依頼するかは、査定額だけでなく、どれだけ親身に相談に乗ってもらえるか、信頼できるかで決めたい」とのお言葉もあり、私たちとしてもお客様の立場に立った提案と対応を心がけながら、丁寧にご説明を進めさせていただきました。

(40代、お住まい：宮城県、相談地域：大崎市)

ご提案した解決策

ご相談いただいた物件は、有名ハウスメーカーによって建築された、しっかりとした構造とデザイン性を兼ね備えた住宅でした。古川の中心市街地に位置し、周辺には商業施設や学校、病院なども揃っている利便性の高いエリアにあり、築年数も13年と比較的浅いため、非常に魅力的な物件でした。建物の状態も良好で、購入される方にとってはほとんど手直しの必要がなく、すぐに入居できるという点も大きな強みとなっていました。しかし一方で、住宅ローンの残債がまだ残っており、仮に「買取」という形で売却を進めた場合、市場価格よりもやや低めの買取価格になってしまうため、売却代金だけでローンを完済することが難しくなる可能性がありました。そこで私たちは「仲介」による売却をご提案いたしました。仲介であれば、相場価格に近い金額で販売することが可能であり、ローン残債の返済にも十分対応できる金額での売却が期待できるためです。もちろん仲介には「買主を見つけるまでに時間がかかる可能性がある」というリスクも伴いますが、立地条件·物件の状態·市場の動きなどを丁寧に分析し、「比較的早期に買主が見つかるであろう」と判断できたため、自信を持ってご提案させていただきました。結果として、売主様には当社を含む3社に並行して販売活動をご依頼いただくこととなりました。競争がある中での販売活動でしたが、当社が他の2社よりも早く購入希望者を見つけることができ、その方と具体的な交渉へと進めることになりました。売主様からは「他の２社で全く動きがなかったので、購入者さんを見つけてくださって本当に助かりました。銀行の残債も返済できる金額なので安心して引っ越しができます。」とのお言葉を頂きました。

担当営業より

不動産の売却は、単に「高く売る」ことだけが目的ではありません。お客様一人ひとりに異なるご事情があり、それに応じた最適なご提案をすることが、私たちの役割だと考えています。査定価格をご提示する際には、現在の市場動向や近隣での成約事例などを踏まえた「客観的な相場感」をご説明した上で、お客様のご希望やご事情に応じて、売出価格を一緒に決めていきます。特に、住宅ローンの残債が残っている場合は注意が必要です。売却代金だけでローンの完済が難しいケースもあり、そのような場合はフリーローンを別途ご利用をいただいたり、自己資金で差額を補填していただく必要が出てくることもあります。こうした場合にできる限りお客様の負担が少なくなるよう、金融機関との連携や買主との調整なども含めて、しっかりとサポートいたします。これから住み替えや売却をお考えの方にとって、初めての経験で不安なことも多いかと思います。だからこそ、「話してよかった」「お願いしてよかった」と思っていただけるような対応を心がけております。どうぞお気軽にご相談ください。お客様のご状況に合わせた最善のご提案をさせていただきます。