スタッフ紹介:菊地 邦春

宅地建物取引士 菊地 邦春 不動産歴:2年10カ月
出身地:大崎市
趣味:読書、スキー
保有資格:宅地建物取引士、危険物取扱者免許(乙4)、第二種電気工事士、パークゴルフ指導員

菊地 邦春

小さなことからコツコツと

私はかねてより、生活の基盤でありその売買活動が経済を支える「住まい」に関心を持ち、市役所退職後はこれまでの業務経験を活かしながら、不動産のプロとして長くお客様の期待や安心に応えたいと考えてきました。
幸い退職間際に宅建の資格が取得できましたので、1年の求職活動を経て、ハウスメーカーの不動産担当として、お客様への土地仲介、自社建売物件の販売等を手掛けてきました。

弊社への転職のきっかけとなったのが、「100万円以下の中古住宅」の存在でした。土地は小さくても財産ですが、土地を活かすためには築年の古い住宅は経費をかけて解体し新築するしかない。利便の良い土地なら解体しても家を新築するが、財産価値の低い利便の悪い土地は空き家が増えていくばかりではないかと考えていました。
しかし、築年の古い建物には趣があって、古民家のようにわざわざお金をかけて修理・改修する人もいます。昔を懐かしむというより、違和感なく生活できる人もいます。新築でないならローンは最小限に、その分別のところへお金を使えるというメリットがあります。また、DYIではないけど、電気以外は自分で手をかけて修理することもできます。

土地だって、利便性だけではない癒しの空間を求める人がいて、街から少し離れても隣りが離れていても、車があるから気にしません。
一方、住宅は常に管理しないと長持ちしませんから、今の時代は、相続した親の住宅を、距離が遠いために自分で管理しきれず、また、親戚も少なく経費的にも対処できないため、やむをえず処分する状況になっています。

ここに、100万円以下の中古住宅が存在する理由と意義があると思います。単純な需要と供給ではなく、売手と買手のニーズをマッチングして、売主の大切な財産を、そのまま地域の大切な財産として買主へ、そして未来に引き継ぐことができればと思います。
遅咲きですが、スキルアップを図り業務の幅を広げ、地元への貢献にも取り組ませていただければ幸いです。

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